19-1826; Rev 2; 9/01
アップストリームC A TV アンプ
概要 _______________________________ 特長 _______________________________
M AX3514/M AX3516/M AX3517は、CATVアップ
ストリームアプリケーション用に設計されたプログラ
マブルゲインアンプです。M AX3514/M AX3517は、
公称入力信号+ 3 4 dB m V で駆動された時に、最大
+61dBmV(QPSK)で75Ω負荷を駆動します。M AX3516は
最大+64dBm (QPSK)まで駆動します。入力と出力の
両ポートが差動であるため、出力ポートに外部平衡
非平衡変成器を使用する必要があります。可変利得
機能により、56dBを超えるダイナミックレンジが得ら
♦ 正確な利得制御
♦ 利得は0.5dB刻みで設定可能
♦ 利得制御範囲:56dB
♦ 高調波歪み:-55dBc (入力65M Hz)
♦ 低バーストオン/オフトランジェント
♦ 高効率:
35m A (+34dBm V出力)
8m A (送信ディセーブルモード)
TM
れます(SPI 3線インタフェースにより制御)。利得
は0.5dB単位で制御できます。これらのデバイスは
5M Hz~65M Hzの周波数範囲で動作します。
M AX3514はM AX3510のピンコンパチブルアップグレード
製品です。M AX3514はM AX3510と同じように
2:1(電圧比)平衡非平衡変成器と共に使用するように内部
でマッチングされています。M AX3517は負荷マッチング
の柔軟性を高めるために外部出力抵抗を使用しますが、
性能的にはM AX3514と同じです。M AX3516は
M AX3514の高電力バージョンであり、利得と出力電力
能力が3dB増えています。また、M AX3516は小型の
放熱強化型TSSOP-EPパッケージで提供されています。
型番 _______________________________
PIN-
PACKAGE
PART
TEMP RANGE
MAX3514EEP
MAX3516EUP
MAX3517EEP
-40°C to +85°C
-40°C to +85°C
-40°C to +85°C
20 QSOP
20 TSSOP-EP*
20 QSOP
*Exposed paddle
これらのデバイスは+5V単一DC電源で動作し、送信中
(デューティサイクル100% 、出力+61dBm V)の消費
電流は120m Aです。出力レベルに合わせてバイアス電流
を自動的に調整することにより、効率が高められてい
ます。さらに、ノイズを抑えて電力を節約するために、
これらのデバイスはバーストの合間に出力ポートの
マッチングを維持しつつシャットオフされます。シャット
ダウンモードは全ての回路をディセーブルして、消費
電流を10µA(typ)に削減します。
ピン配置____________________________
TOP VIEW
GND
GND
20
19
18
17
16
M AX3514/M AX3517は20ピンQ SO Pパッケージ、
M AX3516は20ピンTSSOP-EPパッケージで提供され
ています。全てのデバイスは拡張工業用温度範囲
(-40℃~+85℃)で動作します。
1
2
V
CC
V
CC
GND
GND
IN+
TXEN
N.C.
3
4
MAX3514
MAX3516
MAX3517
OUT+
5
アプリケーション_____________________
IN-
15 OUT-
6
DOCSISTM/EuroDOCSISTM及びDVBケーブルモデム
OpenCableTMセットトップボックス
ケーブルを介する電話
GND
CS
7
14 CEXT (N.C.)
N.C.
13
12
11
8
SDA
SHDN
GND
9
CATVステータスモニタ
EXPOSED
PADDLE*
SCLK
( ) FOR MAX3517 ONLY
* MAX3516 ONLY
10
標準動作回路は最後に記載されています。
QSOP/TSSOP-EP
SPIはM otorola Corp.の商標です。
DOCSIS/EuroDOCSIS/OpenCableはCableLabsの商標です。
________________________________________________________________ Maxim Integrated Products
1
本データシートに記載された内容は、英語によるマキシム社の公式なデータシートを翻訳したものです。翻訳により生じる相違及び誤りに
ついての責任は負いかねます。正確な内容の把握にはマキシム社の英語のデータシートをご参照下さい。
無料サンプル及び最新版データシートの入手にはマキシム社のホームページをご利用下さい。w w w .m axim -ic.com